本校の卒業生の就職先として想定される第一熱処理工業株式会社様からメッセージを頂きましたのでご紹介いたします。
この学校に対するご希望や期待など
日本は資源に乏しい島国と言われ、将来に向けて大きな課題となっております。SDGsやカーボンニュートラルなど、エネルギーに関する世界的な価値観が大きく変わってきました。今こそ、日本での地産地消型の資源エネルギー開発が問われる時代が来たと確信しております。
そんな折、掘削技術の継承を目的とされた専門学校が開校されたことは、将来に向けたひとつの基盤づくりとなり、誠に喜ばしいことであると思います。実際の活動、開発には、様々な障壁があることと存じますが、開校当時の志を受け継いで、学び、大きく羽ばたいて頂きたいと願っております。
近い将来、日本のみにとどまらず、世界にも通じる掘削エンジニアの方々が排出されることを心より期待しております。
弊社の特色
弊社の特色は、社名どおり、金属の熱処理加工をしていることであります。
拠点は、本社の千葉県・船橋、同じく千葉県・成田、北海道・室蘭、群馬県・渋川、三重県・四日市、和歌山県・和歌山と6拠点あり、主に自動車部品、産業機械部品などに携わっております。
また、熱処理の前後工程となる機械加工もしており、熱処理~機械加工、検査工程まで一貫加工体制で行っているのが特色であります。
その特色を活かし、繁忙時には日本唯一の掘削部品メーカーとして、掘削時に使用する部品、ドリルパイプやドリルカラーなどの製造を行っておりました。
その実績と経験を活かし、将来の掘削エンジニアの方々へ微力ながらお役たちできればと考えております。